インプラント治療とは

虫歯や歯周病で歯を抜いてしまったあと、歯を入れるのには3つの方法があります。 取り外しができる入れ歯にするか、歯の無いところの両横の自分の歯を削ってブリッジという固定式の金属をつくるか、そしてインプラントにするか、です。入れ歯は歯肉の上に乗っているのでかんだときに沈み込み、かんでも力が出ません。また汚れがつきやすく、毎食後はずして洗う必要があります。固定式のブリッジは両横の歯を削らないといけません(削れば必ず寿命は短くなります)。ブリッジは7年ほどでやりかえることが多いというデータがあります。良い点は、入れ歯もブリッジも健康保険の適用があるということです。(一部保険がきかない場合もあります)

一番お薦めなのが、インプラントです。顎の骨に穴をあけてチタン製の人工歯根を埋め込んで、3〜4ヵ月後に上物を作ります。取り外しの無い固定式ですし、自分の歯と同じように骨に固定されていますのでかんで力がでます。隣の歯を削ることも無いので他の歯がいたむことがありません。実際アメリカでは入れ歯がほとんど無くなり、インプラントが増えているそうです。